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1860年生まれのモーゼスおばあさんが画家として出発したのは70歳代後半で、最初の個展を開いたのは80歳のときのこと。以後アメリカの田園生活を描く芸術家として広く愛されてきました。本書ではニューヨーク州北部の田園の四季を描いた絵とともに、自伝『マイ・ライフ・ヒストリー』からの引用と、モーゼスおばあさんの世界を表現する詩をつけています。懐かしくて心豊かな世界にタイムスリップできる一冊です。
四季折々、自然の中で暮らす人々がていねいに描かれています。
自然の恵みから、すべてが手作りです。
メープルシュガーづくりは、手間がかかるけれど、たのしそうです。子どもたちは笑顔です。そば粉のパンケーキにたっぷりのメープルシュガーなんて、おいしそう、、、。
ほんの少しまえまでは、こんな暮らしだったんだなとしみじみしました。大人も子どもも動物もみんな一緒です。
70過ぎのおばあさんが描かれた絵本、なつかしさとあたたかさがつたわってきました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子12歳)
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