2022年6月新版発売 【線路を指でなぞったら、書けた、覚えた、言えた】 線路をなぞれるシリーズ第2弾。 まずは数字の上を走る線路を指でなぞってスタート。 バックしたり、方向転換したり、交差する線路もあって、脱線しないように一生懸命なぞるお子様の姿は思わず応援したくなってしまいます。
今度は声に出して数字を読んでみましょう。 数字には読み方がいくつかあります。ひとつ、いち、に、ふたつ…不思議だけど面白いですよね。
【100まで数を数えるよ】 100両連結した超長いながーい電車が駅を出発。電車を1両1両数えながら進みます。 高架線を超えて、公園を通り過ぎて、鉄橋で川を渡り、山を登り、トンネルを抜けて、海を通り、大きな町の駅に到着。 線路を囲む景色に登場するものを見つけて数えてみると、自動車は2台、木は7本、動物は3匹、家は5軒。 数えるものによって数え方が違うことも絵の中で自然に理解できるようになります。
【数字はいろんなことを表しているんだね】 数字は数えるだけではありません。長さ、重さを始め、場所を数えたり順番を決めたり、時間やスピードも教えてくれます。 物の値段もお誕生日を表すのも数字の役目なんです。 電車の周りは、線路、駅、運転席などありとあらゆる所に数字で表示されていて、どれも大切なお仕事をしているんですよ。
けんたくんが切符を買ってから新幹線に乗り込むまで、いったい何種類の数字に出会うんだろう。数字ってすごいですね。
【もっと大きな数字のついた電車みつけた!】 ラストは数字のつく電車と解説。 みんなの大好きな新幹線は0系、100系、200系から800系まで。東武線だとなんと70000系も。 こんなに大きな数字の電車もあるんです。 その他に数字のつく電車の全国地図も載っています。
数字をなぞったり、クイズをしたり、見つけたり、考えたり、子供だけでなく大人も夢中になれるでんしゃじてんです。
男の子のおさがりでいただきました。
うちは女の子なのもあり、電車への興味もそこまで高くなく、自分では手に取らなかったであろう本なのですが、数や数字に興味がある子には性別問わず楽しめそうな絵本です。
うちは、「ものの数を数えたい」という気持ちがわいてくる時があって、その時にこの本の中の「風船は〇個」「えんとつが〇個」のように数えることを楽しむ章を集中してやりこむことがあります。子どもが自分で全部見つけることもありますが、親も一緒になって楽しむと嬉しそうです。
数量・数詞・数字をバランスよく楽しめそうです。
おさがりを受けたもともとの持ち主の男の子はたーくさん数字をなぞって練習していたので、「数字をかけるようになりたい」そんな時にもきっと楽しめる絵本なのだと思います。 (みいつけたさん 30代・ママ 女の子4歳)
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