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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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あなたのからだをだいじにするほん

あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)

SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。

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みいつけた

ママ・30代・東京都、女の子4歳

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自己紹介
図書館と絵本が大好きなママです。
週に一度の娘との図書館に行く時間をいつも楽しみにしています。
好きなもの
レビューを書いたり、読んだりしていると絵本が生む穏やかで柔らかい空気を感じることができて、絵本をもっと好きになるなと思う今日この頃です。
ジャンルを問わずなんでも読みますが、私自身は小さい頃から安野光雅さんの絵本が好きです。
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みいつけたさんの声

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自信を持っておすすめしたい 歯の絵本の定番!  投稿日:2025/03/26
はははのはなし
はははのはなし 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
歯の絵本と言ったら、こちら!
甘いものを食べた日にちょうど良いと思って読みました!
甘いものを食べたいけど、痛くてたまらない虫歯にはなりたくない娘は、真剣に、食い入るように読み聞かせを聞いていました。
どうしたら虫歯にならないのか、きっと知りたかったのだと思います。

最後の歯は何本?と聞くところは、思わず歯を見ずにはいられず、
この問いかけをきっかけに自分の歯を観察するしかけになっているように感じ、作者の加子さんのこどもへの上手なコミュニケーションが表れているように思いました。

そして、はははは…のところは、
読み聞かせる大人は息切れしてしまうけど、
とってもおもしろくて好きなところ。

裏表紙まで素敵ですので、ぜひ数えながら見てみてくださいね。
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自信を持っておすすめしたい もうすぐ春!に読みたい一冊  投稿日:2025/03/19
サンタクロースのはるやすみ
サンタクロースのはるやすみ 文・絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 小宮 由

出版社: 大日本図書
冬の象徴サンタクロースが、
春休みをどう過ごすか気にならない?

タイトルに惹かれて、図書館で借りた一冊。

サンタクロースは、
春を楽しむために、
赤いコートやブーツを脱ぎ捨て、
変装をして町へ出かけます。

誰もサンタクロースだとは、
気づかないと思っていたが、
ある少女に怪しまれてしまうことに。
それから、友達も集まって、大人たちも集まり、
騒ぎをきいたおまわりさんもやってきて・・・!

さて、サンタクロースはどうしたでしょうか。

さいごは、嬉しいプレゼントが待っています。

そして、
サンタクロースが雪国を飛び出してまで、
向かいたくなる「春の訪れ」を表現した文章・翻訳も
この本の魅力だと思います。

もうすぐ春の今、おすすめのお話です!
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自信を持っておすすめしたい リアルな子ども像が投影されているこぶたくんがかわいい!  投稿日:2025/03/19
しりたがりやのこぶたくん
しりたがりやのこぶたくん 作: ジーン・バン・ルーワン
絵: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 童話館出版
こぶたくんと家族との、
穏やかで愛おしい日々が描かれています。

くわえて、タイトルに「しりたがりや」と
ついているだけあって、
こぶたくんから知性が芽を出しているところも感じられます。

そこが、リアルな子ども像として、
こぶたくんに投影されているように思います。

全部で4つのお話が入っていますが、
中でも気に入ったのは、
「ききたいこと」と「おやすみのじかん」です。

「ききたいこと」は、
こぶたくんがしりたがりなことをよく表していて、
とにかく、こぶたくんはおとうさんに質問攻め。
おはなしのさいごに、
お父さんが「どうしてそんなに、いろいろききたがるんだい」と聞いてからの結びが、とても良いです!

「おやすみのじかん」は、
なかなか眠れないこぶたくんに、
応え続けるお母さんとのおはなし。
さいごは気持ち良い眠りについたこぶたくん。
どうすることで眠りについたか気になる方はぜひ読んでみてくださいね!
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自信を持っておすすめしたい 絵本から幼年童話への入り口に!  投稿日:2025/03/07
番ねずみのヤカちゃん
番ねずみのヤカちゃん 作: R・ウィルバー
絵: 大社 玲子
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
4才後半になった絵本大好きの娘が、
ここ最近「もっとながいのがいい!もっとながいのがいい!」
と、とにかく長いお話をリクエスト。

そこで幼年童話への入り口として選んだのが、
こちらの番ねずみのヤカちゃん。

挿絵の多さ、文章量、文字の大きさも、
入り口としてちょうど良く、
読んであげるママが読み切れそう、
と思えたことが選んだ大きな理由です。

最後の理由にあげている、
ママが読み切れそうかについては、
読み聞かせが基本な年齢だと、
結構大事な気がしています。

絵本よりもボリューミーなので、
ちょっと頑張る必要はあるし、
時間もかかってしまうけど、
最後まで聞いていられる集中力がついてきたことに、
成長を感じるとともに、
楽しめる本の幅もぐっと広がって嬉しく思いました。

実際に読んでみて、
絵本から幼年童話の入り口として、
とてもおすすめしたい一冊になりました!

もちろん、ストーリーも引き付けるものがあって、
うちの子は「どろぼう」と聞いただけで、
わくわくするので、そんな楽しさもあったり。
ページめくりのテンポも良く、
絵本的なくり返しも多く用いられているので、
読みやすいと思います。

ぜひ絵本から幼年童話へ、
同じ頃合いのお子さんがいらしたら、
いっしょに楽しみましょう〜!
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自信を持っておすすめしたい 鏡を見たり、体を動かしたり、体験を通して左右を知る本  投稿日:2025/01/24
ひだりとみぎ
ひだりとみぎ 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
鏡を見たり、コインを振ったり、体を動かしたり、大忙しの本です。

洋服を着るときに、「タグがひだりだよ」と園で教わってきた娘。それでも、いざ着るときにはまだまだ迷いがあります。
(大人が子供に着せようとしても、「左足いれてー」と言いながら、くるくる回る子供の動きに左右を間違えてしまうことって多々ありますよね?みなさん、どうでしょう?私だけ?)

この絵本は、その混乱を体験しながら、左右を楽しむ絵本です。
鏡を通して、絵を見ると左右がどう見えるか、
こっちを向いている子と向こうを向いている子では、左右はどうなるか。
地図を見ながら、行きたい地点に行くには右に曲がるか、左に曲がるか、等々。
大人も子供も一緒になって「あれ?あれ」と言いながら、
ひだりとみぎを体験することができます。
一緒に読んでいると、子供がどんなところに注目して左右を捉えているのかにも気づけるので、楽しいですよ。
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自信を持っておすすめしたい 数字の敏感期に。数を数えまくれる本です。  投稿日:2025/01/22
かぞえてみよう スカーリーおじさんのかずの本
かぞえてみよう スカーリーおじさんのかずの本 作・絵: リチャード・スカーリー
訳: いながきこうすけ

出版社: 評論社
全ページ数字(漢数字も)と数量が描かれていて、
数えまくれる本です。(1〜100まで)
とにかく数字を数えたい、そんな子にオススメできるのと、
数の合成(足し算)も自然と触れることができるので、
算数の種まきにも楽しいかもしれません。

〇+△=□のような計算式が日本の学校では示されることが多いかと思いますが、
□=〇+△からできている、ということをこの絵本は自然と教えてくれます。
それに、大きな数であっても、自分が知っている一桁の数の足し合わせからなっているということにも触れることができるのも、数を身近に感じられて良さそうに思いました。

数が好きな娘がよく読んでと持ってくるので、一緒に楽しんでいます。
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自信を持っておすすめしたい 反応は薄い。なのに大きな何かを感じ取っている!  投稿日:2025/01/22
火の鳥 いのちの物語
火の鳥 いのちの物語 作・絵: 鈴木 まもる
原作: 手 治虫

出版社: 金の星社
4才の娘にはまだ難しい世界観かなと思いながらも、読みました。
しかし、反応は大きく異なり、初めて読んだその日から毎日毎日「読んで!」と手に持ってきました。
しかも、かなり長い期間。

読んでいる最中、読み終わった後も取り立てて感じたことを何か話すわけではありません。
むしろ、他の絵本の読み聞かせに比べたら、反応は薄いくらい。
それなのに、彼女の中で何かを感じ取って、くり返し聞くことでもっと深い何かをくみ取って、考えて、もっと分かるようになりたい、とでも訴えるかのように。

そして、ある日。
読んでというので、いつも通り読むと。
私の言葉に続いて復唱をはじめ、
途中からは、私がページをめくるだけで、
彼女は文章を暗唱しはじめました。
もちろん抜け漏れはあるものの、
そのページで伝えたいメッセージ、言い回しはそのもの。

きっと、この本から受け取った何かがそこに存在していたのだろうなと思いました。
原作の火の鳥には触れたことのなかった母ですが、
娘と何度も読むうちに、読めば読むほどにその魅力を感じています。
(図書館でも貸出期間の間ずっと楽しみ、その後、これは買って手元に置いておきたいと思い、購入するに至りました。)

いのち。そしてここに生きていることが、
リアルで彩色豊かに物語られています。

とってもおすすめです。
(が、何才でいつ、どんな時、どんな気持ちにはまるかはその子によって大きく異なるかもしれません。)
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自信を持っておすすめしたい 「3びきのこぶた」のぶたとオオカミが反対になったら?  投稿日:2025/01/21
3びきのかわいいオオカミ
3びきのかわいいオオカミ 作: ユージーン・トリビザス
絵: ヘレン・オクセンバリー
訳: こだま ともこ

出版社: 冨山房
「このブタ、わるいのなんのって もう とんでもない わるブタ だったんです。」
今朝読んでから、もうこのフレーズがずっと頭の中をループ。フレーズにのせて言うならば、
「この本、おもしろいのなんのって もう とんでもない おもしろ本だったんです。」

図書館で背表紙タイトルを見つけて、思わず手に取って、さっそくその場で読んだら、おもしろいのなんのって。
ストーリーは、誰もが知る「3びきのこぶた」の、オオカミとこぶたが反対になったお話です。
3匹のかわいいオオカミがとんでもないわるブタにお家を次々に壊されてしまいます。
そして、このわるブタが本当に悪くて、繊細な絵からその悪さがひしひしと伝わってきます。
また、文の軽快さと繰り返しのリズムが良くて、わるブタを読み手が心から憎たらしく思っているがごとく、読んでしまうのも、こどもが楽しめるポイントになっているような気がします。

3匹のこぶたが好きなお子さんはもちろん、
おおきなかぶやももたろうなど昔話が好きな子も、
きっと楽しめるのではないかなと思います。

こわくないオオカミと出会いたい子にもぜひ。
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自信を持っておすすめしたい つっこみどころが満載  投稿日:2025/01/21
ヒギンスさんととけい
ヒギンスさんととけい 作: パット・ハッチンス
訳: たなかのぶひこ

出版社: ほるぷ出版
これ、何回読んでもほんと面白いおはなしで、
大人もくせになってしまう。

ヒギンスさんがほんと良くて、
つっこみどころが満載なのです。

それでいて、
時間について全く教えてないおはなしなのに、
印象的に時間を感じさせてくれる。

やっぱりハッチンスさん、
おもしろいわ〜ってうなっちゃいます!
ハッチンスさんのおまたせクッキー
も好きでしたが、こちらもおすすめです!

おまたせクッキー好きな方はぜひ読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい 視点・視野・視座を体感できる絵本(大人にこそおすすめ!)  投稿日:2025/01/21
ぼくからみると
ぼくからみると 文: 高木 仁三郎
絵: 片山 健

出版社: のら書店
(ビジネス書ばかり読みがちな大人こそ、おすすめです!)
親が子に
「自分で考えられる子」になってほしい、
そんな願いを持つのと同様に、
大人になっても
「考えを深め、広げ、楽しみたい」
そんな気持ちがある母の私。

大人も子どもも、
楽しんで、
視点・視野・視座を実感できる
こちらの絵本をおすすめします。

オススメポイント!
・登場人物ごとに、
スピード感や視界の広さ・高さは全く異なり、
他者理解につながります。

・登場人物ごとの目的が異なり、
互いに作用していることが描かれ、
異なる視点の違いと作用について考えさせられます。

・ある一点から見た限りでは、
登場人物を全ては見わたせず、
自身の視野に気づきます。
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