
夏休みのある日、昼下がりのひょうたん池。
おなじ時を生きるたくさんの命。
つりをする少年から見ると、池のさかなから見ると、空のとんびから見ると、あまがえるから見ると……
いろいろな視点から見ると、ちがうものが見えてくる。
それぞれの見た風景を、片山健さんが迫力のある油絵で描きます。
観察し、想像しながら、子どもから大人まで読んでほしい絵本です。

(ビジネス書ばかり読みがちな大人こそ、おすすめです!)
親が子に
「自分で考えられる子」になってほしい、
そんな願いを持つのと同様に、
大人になっても
「考えを深め、広げ、楽しみたい」
そんな気持ちがある母の私。
大人も子どもも、
楽しんで、
視点・視野・視座を実感できる
こちらの絵本をおすすめします。
オススメポイント!
・登場人物ごとに、
スピード感や視界の広さ・高さは全く異なり、
他者理解につながります。
・登場人物ごとの目的が異なり、
互いに作用していることが描かれ、
異なる視点の違いと作用について考えさせられます。
・ある一点から見た限りでは、
登場人物を全ては見わたせず、
自身の視野に気づきます。 (みいつけたさん 30代・ママ 女の子4歳)
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