おじいちゃんと大豆を育てるしょうた。やがてそれは“まほうのたべもの”納豆に変身したのです。心がふんわりする写真絵本。
表紙の写真から、引きつけられます。
「しょうたとなっとう」、絶対に読まなきゃ!という予感のしていた絵本です。
「へ〜、そうなんだ。知らなかったなあ」ということが、たくさんあるのですが、
そこが良いのではなくて、写真が実によく語ってくれます。
何の変哲もない豆の芽が出たときの写真!
本当に宇宙の写真のようで、この一枚で命を見せてくれます。
すくすく育ち、できたつやつやの枝豆は見事。
今すぐにでも枝豆を買いに走りたい衝動が起こります。
その後の作業の写真は、一歩引いたところから撮ってあり、
工程が写真を見ただけでわかります。
そして私が一番好きなのは、いざ納豆が出来てしょうたくんが混ぜているところ。
ねばりが!!
苦手な人は思わず顔をしかめるんだろうな〜と思ったら、本当にしょうたくん
不安そうな顔をしているんです。
写真がすべてを物語っている、この写真絵本が好きです。 (ねがいさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子3歳)
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