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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい ひとりだけ違うこと・・  投稿日:2025/02/08
1わだけはんたいにあるいたら・・・・・・
1わだけはんたいにあるいたら・・・・・・ 作・絵: ベーレフェルト
訳: ビヤネール多美子

出版社: 偕成社
テレビで女優さんが紹介していました。
絶版本とのことで
図書館で借りて、手に取りました。
こんな時、図書館はありがたい存在です・・。

群れになっての集団行動から逸脱する鳥を
他の鳥たちがつらく当たる・・・
なんだか現実社会に当てはめて考えてしまいそうな
暗喩的な表現を
簡潔な言葉の中に感じます。

子どもよりも、大人の方が
感じ入ることが多い作品だと思います。

おすすめです。
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なかなかよいと思う しずかなところが好き・・・別の人も??  投稿日:2025/02/07
しずかなところはどこにある?
しずかなところはどこにある? 作: レーッタ・ニエメラ
絵・訳: 島塚絵里

出版社: 岩波書店
静かな環境を求めているきつねが
その場所にたどり着けたお話。

静かなところが好きな人は、
こんな気持ちで静かな場所を探し続けているのだろうか・・

静かなところがいい時も
少し雑音があるほうがちょうどいい時もあるような気がする

その時々に合わせて、
最適な場所を選べればいいのだけれど
そうでないときは、このような旅を続けることになるのか・・

なんとなくだけど
協調することも大事なような気がしたり・・・
だれかがずっと我慢するのも、ダメだけどね・・・。
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自信を持っておすすめしたい クジラの行方  投稿日:2025/02/07
クジラがしんだら
クジラがしんだら 文: 江口 絵理
絵: かわさき しゅんいち
監修: 藤原義弘

出版社: 童心社
ここ数年、死んだクジラが流れ着くようなニュースを見て
また、そのクジラの処理を巡ってさらにニュースが大きくなったりして
クジラはどうなってしまうものなんだろうといった
漠然とした疑問がありましたが
まさに、その疑問に答えてくれるのが
この一冊です。

深海に沈んた「大きな肉の塊+骨格」は、
別の命が生きながらえるのに
とてもとても大切なものでした。
クジラに群がる別の生き物の生態も
さらりと書かれていて
(ダイオウグソクムシって、食事は年単位なんですね・・)
とっても勉強にもなりました。

大人も子供も
是非一度手に取ってもらいたいです。
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なかなかよいと思う 時代物かと思えば・・・ファンタジー  投稿日:2025/02/07
まいごでござる
まいごでござる 作: 荒戸 里也子
出版社: BL出版
てっきり時代物のお話かと思ったら
時代物風のファンタジーでした。

私には、絵がちょっとオカルト風にも見えたので
良からぬ方向に転がりだすかと心配しながら読みました(^^;

得体が知れない「しろふさちゃん」の正体探しをしつつ
江戸の暮らしも学べます。

細かいところまで眺めていたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 物事は、一面だけで語れない  投稿日:2025/01/12
サブキャラたちの日本昔話
サブキャラたちの日本昔話 作: 斉藤 洋
絵: 広瀬 弦

出版社: 偕成社
一つの出来事の受け止め方は
その立場によって、実に多面的である・・・
ということを、如実に物語るような
実にチャレンジングな昔話に仕上がっています。

みすぼらしい漁師だと思われていた浦島太郎は
実は、苗字帯刀を許された立派な武士で
主の敵討ちのために、漁師に化けていた・・とか
桃太郎の「桃から生まれた」というファンタジーに
真正面から向き合ってみたり・・・。
楽しいだけじゃない、ちょっとダークな部分も持ち合わせた
完全に大人向けのお話は
もうひとつの昔話の一面を、浮かび上がらせてくれます。

次は一寸法師の鬼あたりに語ってもらいたい。
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自信を持っておすすめしたい 死について考える  投稿日:2024/12/31
ハニーのためにできること
ハニーのためにできること 作: 楠 章子
絵: 松成 真理子

出版社: 童心社
離れて暮らすおばあちゃんの死と共に
おばあちゃんの飼っていた老犬の生きざま死にざまを
リアルに語っている児童書です。

動物は可愛くて
子供のころは、単純に「飼いたい」とおもったものです。
そのたびに母は「動物は死ぬから」といって首を縦に振らず
動物を飼うチャンスはありませんでした。

人間より早く死んでしまうことが確実な動物の命を引き受けるということは
とても重いことなんだな・・
でも、尊いことなんだな・・と
感じさせてくれる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 信じる心  投稿日:2024/11/25
子ぎつねと音のなる石
子ぎつねと音のなる石 著: くすのき しげのり
絵: 酒井 以

出版社: あかね書房
旅する音楽家と女の子(子ぎつね)の交流を描いた
心温まる物語です。

キーとなるのは「かんかん石」

その石を集める約束をし、カバンを預けた音楽家
持ち去る女の子・・・
戻ってこない女の子を信じて待つ音楽家
「キツネに化かされた」と言う、宿のおかみ・・

登場人物は多くはないですが
ひとりひとりがとても効いていて
静かにお話は流れます。

女の子は石を集めて戻り
響く音の出る石が木箱に並べられ
鉄琴(木琴?)のような楽器が出来上がるところも
わくわくします。

信じることのすばらしさを穏やかに描いた
月のほほえみのような一冊です。

柔らかいタッチの絵も、とても合っています。

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なかなかよいと思う 楽しい世界観  投稿日:2024/11/04
おいものもーさん
おいものもーさん 作: 岡田 よしたか
出版社: ブロンズ新社
「うどんのうーさん」と「ちくわのわーさん」を読んだことがあります。
これ、どんどんシリーズが増えていたのですね。

秋だし、おいも、だよね、と
手に取りました。

表紙からして「秋」です。

勉強熱心なもーさんは
読書しまくっています。
そこへやってきた「たこ」により
「なま」の芋は、
干し芋でもふかし芋でもなく「やきいも」になって・・

ものすごい力業の展開・・

話が飛躍しすぎていて
頭が固くなった自分には
どこが笑いのポイントか
ちょっとわかりませんでした(にがわらい)


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自信を持っておすすめしたい よかった!!  投稿日:2024/11/04
よかったなあ
よかったなあ 作: まど・みちお
絵: あずみ虫

出版社: 理論社
タイトル通り「よかったなぁ」という気持ちが込み上げてきました。

なにげないもの、普段意識しないものにも
心や目を向けてみると
こんなにも清らかな気持ちになるものなのですね。
そんな気持ちを呼び起こしてくれる
まどみちおさんの文章と
あずみ虫さの、アルミカッティング技法の絵。

当たり前が当たり前でなかったコロナ期間を経た今だからこそ、
ひときわ、心にしみるような気がします。
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自信を持っておすすめしたい 何者かにならなくても・・  投稿日:2024/11/04
チェロの木
チェロの木 作: いせひでこ
出版社: 偕成社
森の育みが、こんなにも人生を支えるんだと思いました。

お父さんが楽器職人である主人公の子が
身近にある、森や木や、そこから作られた楽器に興味を持っていく。

楽器を弾くことを続け
ついには・・・・
というラストを自然と期待してしまっていたのだが
主人公は
演奏家にも職人にも、ならなかった。
子どもたちに教える仕事を続けている・・とあった。

人生において、実は、劇的なゴールなんて
そうおこらないのだ。
でも、それぞれの納得や満足の落としどころで
折り合いをつけて生きている。

それも、幸せなんだと・・強く思った。

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