森にひっそりとくらす、耳の大きなきつね。大きな音が苦手で、しずかなところを探しにでかけます。毒きのこのかさの下、とじた目の奥、すずらんのかおり、思いがけない場所に見つかって……。なかまと出会い、しずかなパーティーを楽しみます。足もとに広がるゆたかな世界が見えてくる、フィンランド生まれのあたたかな絵本。
おしゃれなイラストに惹かれ、手に取りました。
土の中に住む、大きな耳の、大きな音が苦手のきつね。しずかな場所を求め、地上に出てみます。
いろんな場所や人との出会いから、自分にとっての「しずかなところ」を知るきつね。
さらっと読むと「ん?どういうこと?」と理解不能なところもありますが、そのふわっとした感じも哲学的で素敵。それも含めて雰囲気を楽しむのがいいのかなと思いました。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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