|
「ラプンツェル! ラプンツェル! おまえのかみを たらしておくれ!」 こいにおちたラプンツェルと王子は、まじょによって引きさかれてしまいます。2人は、ふたたび会うことができるのでしょうか。
金色の長い髪をもつ少女・ラプンツェルは、魔女によって高い塔の中で育てられていました。ある日、ラプンツェルは王子と恋に落ちます。魔女によって、引き裂かれた2人でしたが、森の中で再会を果たし、結婚式をあげました。
同じラプンツェルでも、いもとようこの描くラプンツェルは、なんとも
優しくて、可愛くてラブストーリーなのでしょう・・・・・・
双子のきょうだいまで無事に育っていて、素敵な結末に大満足な
私でした。魔女は、ラプンツェルを溺愛するあまり、独り占めにし
たいばかりにとった行動を許せないですが、自分だけのものに
したい気持ちを理解できないわけでもないなあと思いました。
そんな自我を私にもあるなあと思えるほど、優しい描き方が素敵
だなあと思いました。余韻まで楽しめる絵本でした。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
|