おやつが大好きなうさぎのポッピ 忙しいお母さんの代わりに、森のみんなにお手紙を届けにいくことになりました。
さいしょはリスさんのおうち。 窓のところに「しかけ」の穴が開いていて、リスさんの姿が見えます。 「リスさん こんにちは」と呼びかけてみると…… 家の中から、ほわんほわんといいにおい。 リスさんが、ジャムのクッキーを焼いていたのです。
お次はハリネズミさん。 「しかけ」になったまん丸い窓の穴の向こうで、ポコンポコンと音がします。 なんのおやつをつくっているのかな?
ぶたさんの家からはカシャ カシャ カシャッの音。 これはなんのおやつ?? 「しかけ」のドアを開けると……
とこんな風に、「しかけ」と「音」が組み合わさって、 「どんなおやつだろう?」とワクワクさせてくれる絵本です。
さらに、最後にはとっても嬉しいサプライズもあって、おやつが大好きな子どもにとってお気に入りの一冊になること間違いありません。
(洪愛舜 編集者・ライター)
「お母さんのかわりに、森のみんなにお手紙を届けてきてね。帰ったら、おやつですよ」母さんウサギが、子ウサギのポッピにいいました。 「やったあ。おやつはなんだろう?」ポッピがお友達の家に手紙を届けに行くと、どこもお菓子作りの真っ最中。「いいな、いいな。うちのおやつはなんだろう?」
お菓子をつくるお家をのぞくワクワクが楽しいしかけ絵本でした。
扉をひらくとホットケーキを作るハリネズミさん、ゼリーを作るブタさん、どれもとってもおいしそうでお腹がへってきちゃう。
娘は、どのページも、とんとんトンとドアを叩いたり、次は〜、あけるよ〜!とノリノリでした。
最後には、ぜ〜んぶ集まって最高のお誕生日会、おいしそうな食べもと動物、お誕生日会と子どもが喜ぶ要素が満載の絵本でした。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳)
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