ゆううつな気持ちだった小学4年生の圭太の目の前にあらわれた、動く矢印。追いかけた先にあったのは、なんと魔法学校! 圭太は、ほかに生徒として選ばれたリッチと紅子とともに魔法を学ぶことになったが…。魔法使いのおばあさんが教えてくれるのは、「9秒間、時を止める魔法」「物体を9センチ、持ち上げる魔法」…こんな魔法が一体何の役に立つのだろう。そして、圭太たち3人が、魔法学校の生徒に選ばれた理由とは?
ちょっと不思議な魔法が使えるようになった4年生の男の子の視点で描く、ハートフルファンタジー。
共通点がなさそうな3人の子供が魔法学校で魔法を習えることに!いったいどうしてこの3人が選ばれたのか気になるところです。
実際に習う魔法を悪用したりもしてしまうのですが、悪用の仕方はまあかわいらしい範囲で凶悪ではないので安心して読めました。
魔法学校で魔法での体験を通じて、3人が変わっていくさまがよかったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳)
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