表紙の女の子は、おやすみの前の暗闇を、なんだかこわがっているみたい。 ページをめくると、明るい緑の画面いっぱいに、やさしそうなおおおとこが描かれます。 おおおとこは、小さなサボテンに、小さな赤いじょうろで水をあげています。
「ねる まえに こわく なったら、おともだちを よぼう。」 たとえば……ねむらない、おおおとこ。 おまつりのこびとたち。 みどりのぐるぐるリュウに、くすぐり羽根!
言葉だけじゃきっとわからない。 絵本を見たら、陽気でふしぎな「おともだち」がどんどん出てくることに、わくわくして楽しくなってしまうでしょう。 いやなことは、みどりのぐるぐるリュウにまきとってどこかにポイ!してもらい、くすぐり羽根にくすぐり飛ばしてもらえたら? うーん、安らかであたたかい気持ちで眠れそう。
しあわせのねこ、ひかりのとり、よるのたき……。 その豊かなイマジネーションの世界に心がふるえます。 独特の世界観や色づかいのなかに、たしかに「おともだち」がいることを感じられるような気がします。
オーストリアの児童文学作家、ハインツ・ヤーニッシュと、ドイツのイラストレーター、バーバラ・ユンクのコンビがつくり出す、ふしぎな「おともだち」に魅せられる絵本。 だれかが見守ってくれている……。そんなしあわせな夜の記憶の1ページをつくってくれそうな絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ねるまえに、こわくなったら、ともだちをよびましょう。おおおとことか、ぐるぐるりゅうとか、しあわせのねことか、ふわふわライオンとか、みんなともだちだから、まもってくれます。
ねむれないときはともだちを呼ぼう!
本当の友達を呼ぶのではなく、
大男や、しあわせのねこ・・・など
空想の世界?の誰かを呼ぼう
と、いうことなのでしょうか。
たくさん紹介があり、
それぞれの役目があるようです。
楽しくて眠れない場合はどうするのかな?
いろいろしているうちに眠れそうですね。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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