親の子離れ、子の親離れできますか? 子育ての最終目的は、親離れできる子に育てること。そして親は、子離れできるようになること。その日に向かう日々の積み重ねは、親の、子の、生きる力になります。親子でいっしょにいられる時間は意外と短いことを、2年間で子育てを終えるツキノワクマの生態が教えてくれます。親子で過ごす日々がいとおしく、誇らしく思える絵本です。『野の花えほん』などで人気の絵本作家、前田まゆみ先生最新作。愛らしいくまの子ポーロの成長の丁寧な描写はもちろん、場面を彩る細密な植物画も必見です!対象年齢:4・5才〜。「あとがき」より:このお話は、マタギと呼ばれる東北地方の猟師さんの間に伝わる「いちご落とし」という伝承をもとに描きました。子ぐまが1才半ほどになり、子別れの時期がくると、母グぐまは子グぐまを木いちごのなっているところに連れていき、子ぐまが夢中で食べている間に姿を消すというものです。
2年間で子育てが終わるツキノワグマの親子のお話です。
この絵本,前田まゆみさんが描くイラストがとっても可愛らしいですが,子育て中の親が読むとジーンときますね。
子供を一人前にすることは親の仕事であり責任であり喜びでもありますが,その反面やっぱり寂しさもあるのが親心。
子供と一緒の日々は本当にかけがえのない貴重な時間なのだと改めて思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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