「ようかいえん」シリーズの最新刊、今度はみんなで山へ遠足です。 だいだら山のてっぺんで、自由時間。 さて、ようかいたちは遠足でどんな遊びをするのでしょう…それは見たい、見たい。
にゃーこちゃんの案は「きしゃしゅっぽごっこ」。 となると、ここで出番はばけたくん。 はりきって、ばけばけはっぱを頭に乗せて呪文をとなえると…汽車に大変身!! さすがばけだぬき。これは楽しそうです。 「ぽっぽー!」 ところが向こうからやってきたのは、きらきらの汽車。 似ているようで、ちょっと違う。どうやら、彼もばけだぬき。
「おやまで一番化けるのうまいのはぼくだ」「いやぼくだって、ようかいえんで一番うまい」
ということで、二人のばけくらべ大会がはじまった…!? おいしいもの、こわいもの、いくらばけても勝負がつかない。 とうとう「おおきさ」比べでいざ勝負!!
ほのぼの楽しい「ようかいえん」シリーズは、読んでいる子どもたちと等身大。とっても子どもらしい遊びややり取りが展開されます。ケンカもするし、すぐに友だちにもなっちゃう。だけど、やっぱりちょっと違うのは彼らがみんな「ようかい」だってこと。だからこそ、何をやっていても、どんなお話でも飽きることはありません。だって、お弁当までの自由時間が「ばけくらべ」になっちゃうなんて…そんな遠足、うらやましくて入園してみたくなっちゃいますよね。(え、そんなことない?)
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「ようかいえん」の子どもたちは、山へ遠足。化けダヌキのばけたは、山で出会ったタヌキのぽんきちと化けくらべをすることに。二人はゾウになって、大きさ比べでいざ勝負!
3才の息子が妖怪に興味を持ち始めたので、読んでみました。
こちらの絵本の妖怪はかわいらしく、怖がりの息子でも大丈夫でした。
たぬきの化け比べも面白く、楽しく読めました。
シリーズにもなっているようなので、また別の絵本も読んでみようと思います。 (ちびっこおばちゃまさん 30代・その他の方 男の子3歳)
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