大人の常識人には厳しくぶつかる一方で、子どもに対しては、作品を通して真っすぐに挑み、子どもたちの反応に作品を委ねることを常に自分に課していた寺村輝夫。童話の発想の原点がここに。
「ぼくは王さま」等の童話で知られる寺村輝夫さんの童話への思いが主に語られています。「わたしの童話創作ノート」「童話創作入門ノート」「子どもの表現と個性」「たまご・たまご・たまご」。
批判もけっこうしていて、作者の童話への姿勢がわかりやすかったです。
寺村輝夫さんの私生活も見えてきますね。
そしてたまごへの愛がさすがです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)
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