迷い道の人生、絵本創作の原点…… 『だるまちゃんとてんぐちゃん』など、数多の人気絵本を世に送り出してきたかこさとし。19歳で敗戦を迎え、態度を変えた大人に失望した著者は、「子どもたちのために役に立ちたい」と、セツルメント活動に励むようになる。そこでは、絵本創作の原点となる子どもたちとの出会いがあった――。 国民的人気絵本作家が、自身の人生について初めて語った記念すべき自叙伝。 サラリーマンとの二足のわらじ生活、自身の子育て、震災と原発事故を経て思うことなど、 秘話が盛りだくさん! 絵本に込めた願い、尊敬してやまない子どもたち、「生きる」とはどういうことか……柔らかい口調そのままの文体で読みやすく、深い含蓄のある言葉に励まされる内容です。 『ぐりとぐら』で知られる中川李枝子さんが、かこさんとの知られざる邂逅について綴った文庫解説も必読! 90歳の絵本作家が全ての親子へ贈る、希望の未来のメッセージです。
かこさとしさんの 生き方に感銘します
いろんな絵本を読んでいて なぜ? こんなに子ども達に人気ですかれているのか? それは かこさとしさんの 子ども達への思いがいっぱいつまっているからだと思います
彼は 第二次世界大戦に行くと思っていたのですが 目が悪くて特攻隊には行けず 仲間の人がたくさん亡くなり 悲しい思いをされたのだと思います
当時の世相では軍国主義の教育されていて 戦争に行くのが当たり前で行かないと国賊と呼ばれて肩身の狭い思いをしていたのでしょう
かこさとしさんは1945年8月15日の終戦で日本が戦争に負けたとき大人が 態度を180度かえた人を見て、なぜ?と疑問に思ったと書かれています
戦争の絵本はなかなか描けなかったとも 書かれています・・・・苦悩された様子が分かります
そして子ども達は生きているその子ども達から元気をもらい
「誰かに言われたからそうする」のではなく 自分で考え 自分で判断できる そういう 賢さというのを持ってほしいと書かれています
生態系のことも考えて 生きていく
生きると言うことは 本当に喜びです
子ども達には 生きる事をうんとよろこんでほしいとメッセージを書かれています
二度と戦争をしてはいけません(同じ間違いをしてはいけません)
今の子ども達も いろいろな競争の中で生きていて 先日教科書の閲覧に行きました
子ども達が学校で学んでいる教科書に 道徳が導入されています
道徳とは何か? 中学校でも来年度から道徳教育が導入されようとしていますが
本当に かこさとしさんの 述べられている 自分の頭で考える人間に育つような 教育を望みます!
この本には 原発のことも書かれています
是非大人が読んで 子ども達の未来のことを考えてほしいと感じました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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