パンツもはかずに、どどどっと、おうちを飛び出したかばくん。
「かばくん パンツを はきなさい!わたしたち とっても おしりが りっぱなのよ。おしりどろぼうに とられたら どうするの!」
ママがさけびましたが、かばくんは行ってしまいました。
そこへ、いぬ、ねこ、うさぎにまんどりるが、ぽいんぽいんのおしりをクッション、パラシュート、ぶつかってあそぶもの、それに、おしゃれなぼうしにしたいといっておいかけてきます。
「おい! かばくん おしりをとるぞ!」
かばくんは大ピンチ。そこへあらわれたのは・・・
陣崎草子がえがく、おおらかでやわらかなユーモアの世界。
おしりどろぼう、、おしりを盗んでどうするの?と思いながら読み始めたのですが、まあ、動物たちみんなおしりでやってみたいことがたくさんあってすごいなぁと思いました。だけど、盗まれる方はたまったもんじゃないのでカバくんは逃げます。最後がおしりどろぼうの話とは全く関係のないような終わり方だったので少し拍子抜けでしたが、子供たちはおしりの行方に夢中でした。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子1歳)
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