
これまでにない近未来パニック小説
タマヤたちの小学校は、立ち入り禁止の森に囲まれていた。 森には、サンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。
タマヤの大事な友だちマーシャルは、いじめっ子の存在に悩んでいた。 この日も、いじめっ子チャドが待ち伏せしていることを知り、いつもの道をさけて帰ろうと森の中に入り込む。 心配したタマヤも後を追った。しかし、このことに気がついたチャドが、追いかけてきたのだ。 森の中でつかみ合いになり、タマヤは、マーシャルを助けるために、足下にあった泥を投げつけた。 ブクブクと泡を出している無気味な泥、手に取ると生暖かい。タマヤとマーシャルは、必死にその場を逃げ出した。
翌日、いじめっ子は、学校に来なかった。 そして、タマヤの手にできた水ぶくれは、どんどんひどくなり、広がっていった。
"あの泥"が原因に違いない!
あの森で、なにか恐ろしいことが起きている・・・・・・。 何が起きているのか?
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森にあった泥のせいで発疹が出たり、目が見えなくなったり?
いったいなんだろうとこわく思いながらも先が気になりました。
間にちょこちょこ入る質疑応答場面も最初は何かな?と読み進めていますが、しっかりと繋がり納得でした。
いじめ問題も出ていて、いじめっこの少年に垣間見える愛情を欲しているっぽい言動も気になりました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
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