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池の水をぬき、ゴミや外来生物をとりのぞくために行う「かいぼり」が注目を集めていますが、そもそも外来生物とはなんでしょう 外来生物はみんな悪者なの? かいぼりを通してそんな疑問にこたえる、外来生物が一からわかる本。 テレビ番組「池の水をぜんぶ抜く!」「ザ!鉄腕!DASH!! 」などでも活躍中の静岡大学で保全生物学研究を行う農学博士・加藤英明が、わかりやすく解説します。
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家族で「池の水全部抜く!」をよく見ており、その番組に登場する加藤先生の書かれた本です。
日本には池がどのくらいあるのか? というところから始まり、池がある理由や池の作り方、池と日本人の暮らしの関係などがとても分かりやすく紹介されています。
テレビを見ていると、「水を抜くと外来生物が・・・!」という方向に行きがちですが、この本では池の水を抜き、かいぼりをすることの意味もきちんと書かれています。
一番興味深かったのは、池と海での養殖の関係です。
とある漫画でこのことについて読んだことがありますが、池のかいぼりが海の養殖の豊かさに関わっているというところは、なかなか目の付け所が良いなぁ、面白いなぁと思いました。
テレビでお馴染みの外来生物についても紹介されていますが、その前段にある池の役割についての内容がとてもよく分かり、興味深く、ぜひ多くの人に知って欲しいと思う内容です。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子8歳)
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