<後編> 昭和十一年の東京にタイムスリップしてしまった孝史が身をよせる蒲生邸の主人、蒲生大将が何者かに殺されてしまった。
一方、蒲生邸で住み込みで働く少女、ふきに好意をもつようになった孝史は、いっしょに現代の東京へ帰ろうと誘う。 恐ろしい戦争がくる。空襲がある。食糧だってなくなる−−。
それをきいた、ふきの決断は? 蒲生大将を殺したのはだれか? そして、タイムトラベラーであることとは、なんなのか。
歴史の中で、自分の時代を誠実に生きぬこうとする人々の姿に、あなたも、「今」を生きる勇気がわいてくる!
前後編でわりとページ数があるので読み応えがあるかな?
ですが、読みやすいお話だと思います。
タイムトリップやら歴史やらがからんできますが、そんなに難しい話にならずにわかりやすいお話でよかったです。
主人公の恋の結末は納得でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳)
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