今なお世界中で愛読されている『グリム童話集』。親から子へ、名もなき人々によって語り伝えられてきたドイツの昔話は、グリム兄弟の手で収集・整理され、彼らの生涯を通して続けられた6度の改版を経て、口伝えの物語からメルヒェンへと変容する。 初版以前の手稿から決定版まで、精緻な分析が明らかにする、『グリム童話集』とメルヒェンの姿。
いばら姫、白雪姫…時代を経て変化してきたんだなーというのがよくわかり、興味深く読めました。
グリム兄弟のことにしてもお話のことにしても知らなかったことが、多く楽しめました。
口伝の物語が読むための物語になっていったのですねー。
たいへんおもしろかったです! (みちんさんさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
|