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うつくしくて、なつかしい雑木林や田畑を背景に、勇一とわたるの友情がみずみずしく描かれた、味わい深い作品。
「おばけ」のバッタ?
おばけのようにでかいバッタ?かな
と、カバーには
バッタではなく、鳥のなんだろう?
中表紙には
バッタの正面の顔と
2人と思われる手が・・・
あ・・・文字が多いかな・・・と
主人公の4年生のわたると
同じ地区の友達はひとりしかいないという勇一
その勇一の部屋での2人の様子から始まります
で、すぐに事件!が起こります
事件といっても
わたるがひとりでしちゃう
いけないこととはわかっていて
出来心というのでしょうか
バッタを自慢する勇一が悪い!からーとは
思うものの
さらにわたるは、いけないことをしてしまいます
その心の葛藤が上手く表現されていて
小学4年生の頃の
なんともいえない
自分の感情のコントロールが出来ない様子が
伝わってきます
空の青さの中に跳ぶバッタの逆光のために
黒く写る様・・・
あ・・・
中表紙の絵も
手で翼を現したワシのピンバッジなのかな
自然の中で
2人の様子を通して
いろいろ感じる所があるのではないでしょうか
夏休みに読んでほしいかも! (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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