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読んでおきたい日本の昔話を、新しい世代の絵本作家が描く人気シリーズ。 第3巻は、貧乏だけれど親切で心のやさしい、働きものの若者のおはなし。
「明日の朝、道で最初に手にしたものを大事にしなさい。きっといいことがありますよ」 と、夢の中で観音様にお告げをいただいた若者、 元気よく外に出たとたん、つまずいてころんでしまいます。 とっさにつかんだのが、1本のわらしべで・・・・・・。
大好きな昔話です。
「わらしべちょうじゃ」のお話の絵本は、佐藤忠良さんの絵や、西村敏雄さんの絵のものを知っていますが、こちらの作者さんのもので読むのは初めてでした。
主人公が、とても優しく、働き者という感じで描かれています。
素朴な雰囲気で好感が持てました。
同じお話でも、解釈が少しずつ違ったり、絵の雰囲気でまた違った味わいになるのが、昔話の良いところかなと思います。
他の作家さんのものも読んでみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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