新しい時代を迎えようとする今。慌ただしく過ぎ去っていく日々。だからこそ、立ち止まり深呼吸をするような時間が必要なのではないだろうか。日本および海外の子どもたちに広く読み継がれる作品を書いてきた著者が、現代を生きるあなたの未来へ贈る5つの物語。自らの人生を俯瞰するとき、あなたは、なにを思いますか。
【著者より】 これは、私自身への問いでもありました。自らの人生を俯瞰し、来し方を辿るとき、それは、これからの人生の行く先、未来について考えることを促します。この「あなたの未来へ贈る5つの物語」には、風が吹いています。どうか、物語を渡る風にふかれながら、5つの物語をお楽しみください。
<目次>
海の見える丘 〜 「幸せ」は 自分が決める 〜 少年の太鼓 〜 「希望」は 伝えられる 〜 星のなる木 〜 「豊かさ」とは 何か 〜 のら猫のかみさま 〜 「優しさ」は 受け継がれていく 〜 あたたかい木 〜 「生き方」が 人生になる 〜
気忙しく、気がつけばあっという間に過ぎる日々。
将来への一抹の不安が希望を上回って気持ちが下がる日も。
この本は小学生よりも案外ある程度年齢のいった学生や大人に心にくるお話たちかも知れません。
小学生が読むなら、この5つのお話がそれぞれ絵本になったものもあるので、そちらもわかりやすいかと思います。
イラストのないこちらの本は、これはこれで読み手が登場人物をその人なりに想像できるのもまたいいなぁと思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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