まきちゃんは、すてきな幼稚園に通っています。 「まだかな…」と、川岸でまっていると、むこうから「えんふね」がゆっくりとやってきました。 「えんバス」ではなく、かわのそば幼稚園の「えんふね」なのです。 まきちゃんは、みんなといっしょに「えんふね」に乗るのがたのしみです。 きょうも川をくだっていくと、お魚にさわったり、野いちごを見つけたり… 心地よい風も吹いています。途中、すれ違った舟のおじさんが、「このさきは、通れないぞ!」と教えてくれました。 さて…。 2006年3月に刊行されたデビュー作の復刊。
タイトルを見て、えんふねってなんだろう?と思ったら、幼稚園バスならぬ、幼稚園ふねでした。
船は、バスや電車にはないドキドキワクワク感がある気がします。
川を船で渡って幼稚園に通うなんて、ロマンがあって素敵だなと思いました。
自然とともに生活している感じがとても良かったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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