肥前(現在の熊本県)の一土豪から、戦国大名へと成長した龍造寺家。その最盛期に登場したのが龍造寺隆信です。隆信は、多くの土豪や大名が勢力争いをしていた九州という激戦区で、薩摩の島津氏や豊後の大友氏と争って北九州(肥前・筑前・筑後・肥後・豊前)に覇を唱え、「五州二島の太守」と謳われました。 隆信の腹心の家臣で、のちの佐賀藩藩祖となった鍋島直茂の活躍も見どころの一つです。 「武士道とは死ぬことと見つけたり」のフレーズで有名な、武士の心得を記した書物『葉隠』で示された理想の武士こそが、龍造寺隆信と鍋島直茂なのです。 戦いに明け暮れ「肥前の熊」とも呼ばれた隆信の強さと弱さを、時代劇漫画の旗手・かねた丸がダイナミックなタッチで描きます。
学校の授業やテスト・受験のための歴史の勉強って暗記暗記であまり面白かった印象がありません。
テストや受験のためではなく、もっと楽しんで歴史に触れられたら面白いのではといつも思っていました。
コミック版の日本の歴史や人物伝は、取っ付きやすく堅苦しくないので、歴史を知るのも面白くなるかも知れませんね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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