★2019年度神奈川県児童福祉審議会の推薦優良図書に選ばれました!★
ある国の深い森の奥に、とても小さな妖精・ゲオルグが住んでいました。優しいお父さんとお母さんに愛情を注がれ育ったゲオルグは、とても明るくて勉強好きな性格です。妖精の子どもたちは6才になると、学校に通い始めます。ゲオルグは大好きな先生や友達のいる学校が大好きでした。でも…ゲオルグにはひとつだけ秘密がありました。8才になったある日、皆で空飛ぶ遠足に出かけることになり……。 本作では、ハンディキャップを持った主人公が自身を肯定的に捉え、内面性を磨いていく姿を丹念に描いています。物語の終盤、主人公は特異な能力を発揮し、仲間のピンチを救ったことから、皆の信頼を得ます。 全編をとおし「素直」「情愛」「力」の尊さをストレートに描き、「親子間の無垢な愛情」と「子どもの個性を尊重し、伸ばすこと」の大切さをテーマにした、親子の触れ合いの場や読み聞かせの現場に最適な「情育絵本」です。
お試しで読んでみました。
妖精のゲオルグは、お友達と同じような羽が、
まだ生えてこないけれど、そんなことでは悩まないで
すくすくと育っています。
両親は、心が広く、優しくなるのを願いつつ、
ゲオルグを大切に育てています。
そして、ゲオルグが知恵と勇気をみんなのために使う日が来ました。
素敵な絵本ですね。 (capellaさん 70代以上・じいじ・ばあば )
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