パトカー、タクシー、消防車。 アイス屋さんに長距離バスも! はたらく車は、もう飽きた? いえいえこれは、いつもとちがいます。
なんてったって、ここは古き良きアメリカ! 街を走る車はぜんぶクラシックカーなんです。 登場する車は、その古さのためにむしろめあたらしく、新鮮なものに映ります。 三輪自動車なんて、めったに走っている姿を目にしませんね。 よく見知っているはずのパトカーだって――真っ青な車体に星マーク!?
最新のスポーツカーやハイテクなはたらく車もカッコイイわけですが、クラシックカーはもちろん別腹! 古い時代の車って、なんだかカワイイと思わせてくれる魅力があります。 次々に登場するカラフルな車体や個性的なフォルムは、男の子だけでなく女の子にもぜひ楽しんでほしいみどころです。 車だけじゃなくって、それに乗る街の人たちのファッションも、クラシックでカワイイんです!
また、消火栓やポストといった街の風景も、現代の日本とはずいぶん様子がちがって、ワクワクさせてくれます。 いつもとちがう車で、いつもとちがう服で、いつもとちがう街の、さあ、どこにいこう? 古くて新しい世界にイマジネーションを遊ばせてみれば、いつもとはちがう景色が見えるはず。 クラシックカーにのって、古き良きアメリカにタイムスリップ!
(堀井拓馬 小説家)
どうぶつ絵本をたくさん出しているリチャード・スキャリーの絵本に男の子の大好きなくるまがいっぱいの絵本が出来ました。 見ているだけで楽しくなるカラフルなちょっと昔の外国のくるま。それぞれどんなお仕事をするくるまかわかるかな?身近な日本のくるまとくらべてみよう!
私は今、モータープールを経営していますが、それだけにくるまには関心があります。特にクラシックカーは大好きです。この本はとても楽しくて、クラシックカーの魅力を伝えてくれます。クラシックカーと言えば私はキューバを思い出さずにはいられません。キューバはチェ・ゲバラさんのイメージが強いと思いますが、それだけではありません。クラシックカーを見るだけでも価値のある国です。まるで半世紀前にタイムスリップしたのかと想うようなクラシックカーが走っているからです。この本を繰り返し読んだら、きっとクラシックカーの虜になると思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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