おいしいパンをたくさん車に積んで、ぶっぶーパンやさんが出発です。 最初は町へ。 「いらっしゃいませ」 さっそくネコさん、イヌさんたちが寄ってきました。 あんパン、ひこうきパン、じどうしゃパン、でんしゃパンなどが人気です。
続いて森へ向かいました。 「いらっしゃいませ」 ウサギさん、キツネさんが買いに来ました。 ここの人気はクリームパンや、かえるパン、てんとうむしパン、どんぐりパン。
海にも届けにいって、全部売り切れちゃったあとは、お店に戻ってまた、明日の準備です。 どんなパンをつくろうかな?
見開きいっぱいに、いろんなパンが並びます。メロンパンやチョココロネもあるけれど、ぶっぶーパンやさんには、乗り物や動物の形のパンなど楽しいパンがたくさんあります。 「みんな どのパンがたべたい?」と、ページをじっくり眺めて、悩む楽しみ、うれしいひとときですね。 絵本に手を伸ばして食べる真似をしたり、どんな味がするのかな?と想像したり、いろんな楽しみ方ができそうです。
こんがり焼けたおいしそうなパンを描く、高木さんごさんは、『ぱん ぱか ぱん』や『じゃんけんでんしゃ』など、子どもたちの大好きなテーマで、読者の心をぐっとつかんで、楽しませてくれます。
(絵本ナビ編集部)
ぶたのパン屋さんが、おいしいパンを車に積んで町へ出かけます。町で人気のパンは、クロワッサンやメロンパン…。電車パンや自動車パンも人気です。パンを選んだり、手を伸ばして食べるまねをしたり、家族とお話ししたり。食育の第一歩としておすすめの絵本。乗り物好きの子どもたちにもぜひどうぞ。町の次は、森へ海へと向かうパン屋さん。森でも海でも、人気のパンがいっぱい!
この本は、たまたま借りた本だったのですが、まさかのお気に入りの本になりました。
2歳2ヶ月の娘に最近この本を読んでいます。
1ヶ月くらい前までは、「みんな、どのパンが食べたい?」のところで、最初は、「これ!」と言って食べる真似をしていました。
何回も読んでいると、今度は「このパンがいいなー」と悩むように考えて指を指したりしました。
また何回も読んでいると、今度は「かえるパン」「くまパン」など、出てくるパンの名前をどんどん言い出しました!
チョコレートコロネはまだいえないけれど…!
そして、また読み進めると、今度は「ぜーんぶ」と言って、パンを一つずつ手に取るように本から取り出し、それも急いで食べてしまうのです。
ママにもちょうだい!とお願いしてみましたが、○○ちゃんの!と言って、くれません。
それが、最近、「ママどーぞ」とパンを絵本から取って渡してくれたり、「ママはどれ食べる?」などと聞いてくれるようになったのです。
一冊の本で様々な言葉が出てきて、これ、だけだったのが、私にも分けてくれる言葉までかけてくれるようになって、娘の成長を感じました。
優しくてかわいい娘です。
子供と会話をしながら楽しめる一冊だと思います。
お気に入りです。 (チェルママさん 30代・ママ 女の子2歳)
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