だれの心にも時おりふとよぎる少年の日のひとこま。夏の朝のさわやかな匂い、白い風景、弾む自転車、汽車の音−絵本ならではの喜びがあふれてくる。
夏に読みたい、どこか懐かしさすら感じる絵本に思いました。
これは大人が読んだからかも知れませんが。
夏の匂い、朝の爽やかさ、特別に何か大きな出来事があったわけでもないのに、走馬灯のように思い出されるあの風景だったり情景だったり。
誰にでもある、そんな想いがふと蘇る、そんな絵本に思いました。
意外に、大人が一人で読むにもおすすめです。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
|