サンゴの生きている海は、色あざやかな魚がいっぱい。
みんな違う形と色。性格だってかわってる。
ひとつとして同じ生き物は、いない。
違いがあって、あたりまえ!
絶滅が危惧されるサンゴの海を舞台に多様性(ダイバーシティー)を描いた背景は、作家自身が体験した、支援施設の子どもたちとのふれあい。きれいごとじゃないけれど、それでも美しいもの、うれしいことを共有できる仲間をたがいにふやせれば、子どもたちの世界も未来も、もっと大きく広がっていくことでしょう。
サンゴの森での生活のお話です。
日常を描いていて、なので、大きなストーリーの流れはありません。
メンバー紹介で様々なおさかなや生き物がでてきたり、満月の日にサンゴの森で起こる出来事を教えてもらったり、というほのぼのした内容で、実際住んだら、仲間になったら、どんなかな?と子供と一緒にお話しながら読み進めました。 (ミュさん 30代・ママ 男の子2歳)
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