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一本橋を一匹のねこがそろそろ渡ります。続いてたくさんの動物がぞろぞろ。泥棒もおばけも車もそろそろぞろぞろ。そして…。
文章は最後のページをのぞいて、「そろそろ、ぞろぞろ」という擬態語だけのお話です。
擬音語と違って、擬態語表現は、文字だけみてもなかなか理解しにくいものですが、この絵本では「そろそろ、ぞろぞろ」の微妙なニュアンスがとてもおもしろく描かれていて、子どものみならず、大人も楽しめます。
そして、ちゃーんと最後にはオチまであって立派なお話になっているのもいいですね。絵自体もとてもユニークなので、何度読んでも楽しめます。 (ハリボーさん 30代・ママ 男の子3歳、女の子0歳)
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