気がつくと、ぶたくんはおおかみたちに狙われていました。逃げるぶたくんですが、さすがに相手は100ぴき。とうとう取り囲まれてしまいました。困っているぶたくんに、おおかみが言いだしたことは「仲間を100ぴき連れてこい!」それを聞いたぶたくんは…? 宮西先生の力作、100ぴきのぶたがちゃんと描かれています。おおかみとぶたくんのやりとりも、大きな画面になって迫力満点です。食べる、食べられるの真剣だからこその会話に思わず笑ってしまう絵本です。
やっぱり、大きな絵本は迫力があっていいなと思いました。宮西達也さんの絵の魅力をより一層感じる事が出来ました。娘もいつもとは違う大きさの絵本に驚きつつも集中して聞く事が出来ました。オオカミの体の色が何色もの色を重ね合わせて表現されている精密さも感じる事が出来てより一層宮西達也さんの作品に対する情熱を感じる事が出来ました。オオカミたちの性格がお人好しなのと可愛らしいのとですっかりファンになってしまいました。宮西ワールドを堪能出来る絵本です。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
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