「数字は重大だ、とりわけリスクに直面したときには。本書は、ある死に至る病を治す特効薬だ。その病の名は〈数字音痴〉という」 ポール・スロヴィック(オレゴン大学教授)
「このジャンルの変わり種…エネルギッシュで見事な〈心の体操〉だ」 『ニューヨーク・タイムズ』紙
「本書は、お好みなら、リスク認知の著作の多くがそうであるような、尋問調に読むこともできる――見ろよ、なんてみんな不合理なんだ! という調子だ。しかし著者は違う道をとる…数学的計算はわれわれの判断にすべて取って代わらないし、代わるべきでもないと結論するのだ」 『ウォールストリート・ジャーナル』紙
「危険とは浅瀬のサメ、食器棚の錠剤、グランドピアノが窓からずり落ちかけている下で子供がスキップしている状況だ。クリーム摂りすぎの食生活、ベースジャンプ、密造酒、歩行者対2階建てバス、車でのスピードの出し過ぎ、変な天気もだし、スリル満点の物事もだ。言い換えると、危険はいつどこにでもある。そして…リスクには2つの顔がある。ひとつは一見冷徹な確率計算、もうひとつは、人々とそれぞれの身に起こった物語だ…この2つを一度に見る、というのが本書の普通ではない目的である」 「数字と統計情報は揃っている。それらを駆使して、山あり谷ありの人生におけるさまざまな出来事の確率を見ていく…[そのために]手に入るなかでも、あるいは編み出せるなかでも最高の手法を用いる。特に、「マイクロモート」と呼ばれる巧みな仕掛け、そして新しい「マイクロライフ」という、命に関わるリスクを表す親しみやすい2つの単位を用いる…この意味で、本書は人生にまつわるさまざまな確率を取り上げた新しいガイドブックと言えよう」(はじめに)
誕生から死までのリスク大全
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