ちゅうしゃ やだ、たべるの やだ 、明日は何回やだいえるかな? 「やだ」を言うことが楽しくてたまらない年頃の女の子のお話。子どもの成長を一緒に楽しめる絵本。
小さい子向けおはなし会用にセレクト。
ラヤという女の子が主人公。
妻エヴァと娘ラヤに、という一文があるので、作者は日本人ですが、
実娘のエピソードのようです。
反抗期?のラヤの独白で進みます。
ラヤによると、「やだ」にもいろいろあるそうで。
そう、「やだ」にも色々事情があるという主張です。
ラヤの奔放ぶりが、これでもか、と続きます。
ところが、ラストの数ページは、作者の声に変わります。
このまなざし、嬉しいです。
さすがのラヤも、「やだ」ではありません。
ラストの言葉も身に沁みます。
反抗期の親子に届けたいと思います。 (レイラさん 40代・ママ 男の子20歳、男の子18歳)
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