観光には、「ほかの国や地方を訪れ、風景や史跡、風物などを見物すること」という意味があります。また、楽しむことを目的とする「観光旅行」とも同じ意味とされています。みなさんも、家族旅行などで、観光を経験しているのではないでしょうか。 日本では近年、観光がたいへん注目されています。それは、観光がさかんになり、多くの人びとが日本の各地を訪れるようになると、新たな仕事が生まれ、さまざまな施設の整備や開発が進み、地域が元気になると考えられているからです。 観光には、宿泊施設や飲食店のように、つねに観光客と接する仕事もあります。また、観光客と接することはないものの、そうしたところに食材を提供する農林水産業のように、観光をささえる仕事もあります。そのため、観光は、世の中の多くの人びとがかかわる「すそ野の広い産業」といわれています。みなさんのなかにも、将来、観光にかかわる仕事をする人も多いのではないでしょうか。 この本をとおして、観光への関心を深めていきましょう。 シリーズ第3巻の本書では、ニューツーリズムやテーマ別観光など、観光をさかんにするための新たな取り組みについて知ります。
観光、旅行というと、観光名所を巡ったり、その土地の美味しいものを食べたり・・・というものになりがちですが、この本ではその次に試してみたくなる「テーマのある旅」を紹介しています。
例えばスポーツを楽しむ、山村漁村で体験するなどの、体験型のものや、自然環境保護をテーマにしたエコツーリズムなどです。
テーマのある観光というのも、その土地をよく表しているものだと思うので、なかなか興味深そうだなと思いました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
|