
小学校で学ぶ日本の伝統的工芸品について、衣食住のテーマにわけて紹介するシリーズの第1巻。この巻では、博多織、西陣織、結城紬、小千谷縮など織物に関する伝統的工芸品の材料やつくり方について豊富な写真を使ってくわしく解説しています。また、伝統的工芸品の各産地における風土や特徴、さらにその伝統を伝えてきた歴史についても、ポイントとなる地名や人物を具体的に紹介して調べ学習に役立てることができます。
【目次】 博多織(福岡県) 置賜紬(山形県) 結城紬(茨城県、栃木県) 桐生織(群馬県) 西陣織(京都府) 本場大島紬(鹿児島県、宮崎県) 久米島紬(沖縄県) 奥会津昭和からむし織(福島県) 小千谷縮(新潟県) 近江上布(滋賀県) 弓浜絣(鳥取県) 阿波正藍しじら織(徳島県) 八重山ミンサー(沖縄県) 二風谷アットゥシ(北海道) 羽越しな布(山形県、新潟県)

日本の伝統的な織物についての紹介です。
どんな材料で作られているのかの紹介の後は、日本各地で今も受け継がれている伝統的な織物が紹介されているのですが、まず驚くのはその種類の多さ。
学校で習うような代表的なものの他にも、本当に様々な種類のものが登場します。
似た系統の中にも違いがあって、本当に興味深いです。
その土地で育まれた素材が活かされていることも多く、その織物が確立していくまでにどれほどの試行錯誤があったのかに思いを馳せたいなと感じます。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子13歳)
|