今日はびりーくんの誕生日。 だけど、約束の場所にいつまでたってものんちゃんは来ません。 いつまでたっても。
悲しくなったびりーくんは、自分ものんちゃんのことを嫌いになろうと、のんちゃんのいやなところを思い出していくのです。だけど、なんだか……。
主人公は、カピバラののんちゃんとびりーくん。二人は大の仲良し。だけど性格は全然ちがうみたい。のんびりマイペースなびりーくんと、そんなびりーくんをどんどん引っ張っていく行動派ののんちゃん。いつも一緒に過ごしていたら、時にはすれ違うことだってあるはずですよね。そんな時、どうしたらまた仲直りができるのでしょう。
大人になってしまえば、ほんの小さな出来事だと思えることも、子どもたちにとっては、大きな事件。だって、自分の中に生まれた悲しい心を乗り越える方法なんて、どうやったら見つけたらいいか知らないのです。でも、だからこそ、こんな風に頭の中でぐるぐるしてしまう瞬間というのも大切な経験になるはず。
テレビ番組「中居正広のニュースな会」から生まれたこの絵本。子どもたちの繊細な心をすくいとりながらも、明るく元気をくれる愛らしい1冊になっています。
「♪ピンポンパンポンプー」
困った時は、なかい園長の合言葉を思い出してみて!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
テレビ朝日系 「中居正広のニュースな会」で生まれた 絵本がついに完成!!
-------------------------------------------- 監修・中居正広 キャラクターデザイン・劇団ひとり 文・古市憲寿 --------------------------------------------
カピバラの のんちゃんとびりーくんは、 大の仲良し。
けれど、びりーくんの誕生日の約束に、 のんちゃんはいつまでたっても来ない……
「ぼくも のんちゃんを きらいになってやる!」
ちいさなすれ違いから ケンカをしながらも、 ともだちの大切さを思い出していく やさしく愛おしい物語。
♪ピンポンパンポンプー!
この一言で、誰だって仲直りできるーー
みんながしあわせになれる、 魔法のあいことば。
作者の欄が「中居正広」「劇団ひとり」「古市憲寿」となっていたので、気になって読んでみました。テレビ番組から誕生した絵本とのことです。
大の仲良しのびりー君とのんちゃん。二人でのんびりーランドに行く約束をしていたのに、のんちゃんがなかなか来ない。
約束を破られたと思ったびりーくんは、「のんちゃんをきらいになってやる!」とのんちゃんの嫌なところを思い出そうとして……。
ほっこり心温まるお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子14歳)
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