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大人になっても忘れたくない いもとようこ世界の名作絵本シリーズ第10弾!
おばあさんの家へおつかいを頼まれた赤ずきん。おおかみに騙され、おばあさんと共に食べられてしまいますが・・・。「おばあさんの耳はどうしてそんなに大きいの?」というおなじみのやりとりがスリリングな不朽の名作。
あかずきんちゃんのキュートなイメージと
いもとようこさんの絵がぴったりマッチ♪
可愛い作品に仕上がってる。
いもとさんの絵は優しい印象が強いけど
オオカミがおばあさんや赤ずきんちゃんに襲い掛かる場面は
2ページを使って描かれていて、迫力があっていいな。
オオカミがあかずきんちゃんに襲いかかる前の
「それは」の3連続も、不気味な感じがして効果的だと思う♪
話も変に脚色されていなくて
慣れ親しんだストーリーとなっていて良かった。
気になったこと一つ。
他の著者さんの「赤ずきんちゃん」を見ると
おばあちゃんに成りすましたオオカミの声がガラガラなことを
あかずきんちゃんが指摘していた。
けれど、本作にはそれが書かれていなくて。
私は、書かれていた方が良かったと思うなぁって
実際に息子に読み聞かせをしていて思ったのでした。 (ぷうさんのはちみつさん 30代・ママ 男の子7歳)
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