信玄に三連勝! 東北最大勢力に! 歌舞伎になった豪傑! 鎮西一と称される! ……なのに、何故!? 命を賭けた戦場だからこそ際立つ、 一度は栄華を極めた者たちの『しくじり』。 いったいどこで選択を誤ったのか。 そしてそこからの決死の挽回術とは――。 この教訓に、心震わさずにはいられない。
・「天敵」対武田信玄――村上義清 ・「独眼竜点睛を欠く」対豊臣秀吉――伊達政宗 ・「土竜の剣」対大坂の陣――薄田兼相 ・「撓まず屈せず」対徳川家康――立花宗茂 強大な敵を前に、一度は勝利を掴んだはずの彼らは何を過ったのか――。 しかし同時にそれは、しくじりから教訓を得た彼らの再起への道程でもあった。 戦国を照らす光と闇は、現代を生きる我々にも通じる教科書だ。
|