たろうとじろうは、おもしろいことが大好きな双子の兄弟。そんな彼らの前に、笑いの秘密を知っているという「わらいせんにん」が現れた。
子どもたちの「科学の芽」を育てる絵本、「はじめてのかがくえほん」シリーズ第6巻。テーマは「笑い」!
本物の笑顔って、こんな顔── 笑うときに、脳の中で起こっていること── 人間以外の動物の笑顔──
そして、変顔、ダジャレ、ボケとツッコミ。 人を笑わす、アレやコレ!
ゾクっと不気味な『たべてあげる』や、まさか!で大爆笑『うそつきマルタさん』など、意外な展開でインパクトばつぐんの絵本を描く作家、おおのこうへいさんの作。
爆笑変顔イラストとハイテンションギャグで追う、笑いの科学! 人って、どんなときに笑うの? どうして、おもしろいと感じるの? 笑いの秘密を知れば、だれもがニコニコ、福きたる!
(堀井拓馬 小説家)
【「おもしろい」ってなんだ? 身近な感情を科学で解剖!】
どうして僕は笑うんだろう? 人ってなにをおもしろいと感じるの? 双子の兄弟が謎のお面の仙人といっしょに、「笑い」の感情を解き明かす! 科学への興味をはぐくむ絵本シリーズ第6弾。
<あらすじ> おもしろいことが大好きな双子のたろうとじろう。怪しい巻き物をひろって広げると、なかからお面をかぶった「笑い仙人」があらわれた! “わらいのひみつ”を知っているという仙人は、ふたりに「笑い顔の見分け方」や「笑っている時の身体のしくみ」、人はなにをおもしろいと思って笑うのか?を伝授していく。しかし、笑い仙人が全然笑わないことに気がついて……?
笑いについての研究結果を、子どもさんたちに分かりやすくほぐして教えてくれる絵本です。
解説に書かれていたのですが、歴代の哲学者たちが笑いについて真剣に考えていたとは。
とても驚きました。
それにしても、笑いは体にも周囲の人々にも良い影響を与えるなんて、なんて素晴らしいのでしょう。
誰かを貶めるような笑いはいけませんが、変顔をしたり体をくすぐったりの笑いは、とても良いですね。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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