断っているのだ。いらないと言っているのだ。それなのに、結局、金を払ってしまう人がいる――。
サギ師たちは悪の心理テクニックを巧みに駆使し、心の壁を取り除く。「自分は絶対にダマされない」と思っていても、その交渉術の前では無力だ。効果が強すぎるため、使い方には重々注意が必要。人生を変える禁断の法則がここに。
★もくじ
はじめに 「このロジック」が、あなたの人生を左右する
第1章「一瞬で心をつかむ」悪魔のロジック術 1「聞く7:話す3」で話を進める 2「マッキンゼー式」で話のポイントを「3つ」に絞る 3「ぶっちゃけ話」で親近感を持たせる 4相手を持ち上げて期待に応えさせる 5「二択式」トークで決断を迫る 6スッと引くことで「この人を裏切れない」と思わせる 7「でも」「しかし」「だけど」は絶対に言わない 8相手に「そうですね」「なるほど」しか言わせない 9「Y字路」話法でどちらに転んでもよい流れをつくる
第2章「思い通りに人を操る」悪魔のロジック術 10「フレームワーク思考」で視点を翻弄する 11原因を「シンプルな公式」に落とし込む 12「仮説思考」で相手の判断力を奪う 13最初は少しだけ「損」をしておく 14相手の悩みを「数値化」する 15 結論を出す「期限」を区切る 16ファースト・コンタクトは「つなぎ役」に任せる 17過去の「顧客」に再びコンタクトを取る 18マイルールを押し付けて「罪の意識」を持たせる
第3章 「相手をその気にさせる」悪魔のロジック術 19「無料贈呈」や「返品OK」で負い目を感じさせる 20まず与えることで「自ら動きたくなる気持ち」を持たせる 21小さな「YES」を積み重ねて当事者意識を持たせる 22相手の性格を「モデル化」して会話を組み立てる 23「周囲もやっていますよ」と恐怖感を煽る 24結婚や恋愛への「焦り」を利用する 25「NO」を逆手に取って言いがかりをつける 26「曖昧な記憶」につけ込む
おわりに 絶対に捕まらないサギ師が駆使する「数学的思考」
★「はじめに」より この書は諸刃の剣であるゆえに、悪用厳禁であることを強調しておきたい。 人々が身を守る術を得るとともに、法を遵守したうえで、健全な経済発展のツールとして役立てられることを強く望むものである。
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