首都ダブリンを離れ、フィオンは初めてアランモア島に住む祖父のもとで休暇を過ごすことになった。フィオンが船からおりたとたん、島が身震いし、同時に、いにしえの闇の力もうごめきはじめた。祖父はキャンドル職人と聞いていたが、実は、キャンドルに「天候」を閉じこめ、それを燃やすことで「時」を行き来できる<嵐の守り手>と呼ばれる人のひとりだった。この島では、闇の勢力をおさえるために、代々守り手が活躍してきたのだという。フィオンをめぐって起きる不思議な出来事の数々……フィオンは次代の守り手なのか? 海で亡くなった父親の秘密とは? ここから冒険が始まる!
小学校高学年向けの児童書で、夏休みの読書にもぴったりにも思いました。
現段階で2巻まで出ているので、読み応えもあるでしょう。
日本でも自然災害が多いので、どこか共感のできる部分もたくさんあるように思います。
「守り手」、そんな方達がいたら、自然災害もなく穏やかに過ごせるのかも知れませんね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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