言葉に命を吹きこむのは、いつだって、人の強い思い――。 終わりの始まりの第9巻!
中学三年生の夏休みは、なんとおばあちゃんとイタリアへ! 言葉屋の秘密が封じられた伝説の言箱を保有する「鉱石王」の館を訪れた詠子は、同い年の女の子ミアと出会い、二人で鉱石王から出題された謎解きに挑みます。 外国で、言葉を封じられることの厳しさと可能性を体感しながら、もの言わぬ鉱石たちの魅力にふれた詠子が、最後に見つけた大切な言葉とは……。 そして、登場人物の一人にまつわる、驚きの事実が判明します。 朝日小学生新聞から生まれた、人気小説シリーズ第9弾。
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