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世界中の子どもたちから愛されているピノキオのお話。インノチェンティの緻密でリアルな絵が、従来の絵本とは まったく違う新しいピノキオの世界を作り上げています。クロス装・ケース入りの愛蔵版です。 画家ロベルト・インノチェンティが2008年国際アンデルセン賞受賞しました!!
ピノキオってどんなお話?と娘に聞かれて
昔自分がふれたピノキオはとっても長いお話だったなぁ
と思い出しました。
小さな子供向けに絵が沢山入っている短いお話のピノキオではなくて
ちゃんと原作に近いお話を探したいと思いました。
そんな時この本に出会いました。
3歳の娘には絵が少なくて、それもちょっと怖いシーンも
描かれて怖がっていました。(細かい描写はとても綺麗です)
そのうち慣れてくるとお話の展開を知りたがりどんどん
引き込まれていくのが見ていてよく分かりました。
「知らない人について行ってはだめ」等々、教訓が
ピノキオの失敗を通してさりげなく織り込まれています。
とにかく本当に「なんでこんなに失敗するんだ!」と思うほど
ピノキオは失敗します。そしてその都度そのしっぺ返しを
くらいます。まるで子供の成長を走馬燈のように見た感じ。
それでも憎めなく、たくましく成長していくピノキオの物語を
子供は「楽しかった」と今は言っていますが、将来どう
感じたかもう一度聞いてみたいなと思える作品でした。 (かわゆいゆいさん 30代・ママ 女の子4歳)
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