たねはどうして旅するのかな? だれもが知ってるタンポポの綿毛から、いろいろなタネの旅立ちの物語がはじまります。
タンポポのたね、モミジのたね、どうやって飛ぶのかな? どこに飛んでいくのかな? 飛んでいったらどうなるのかな? 根をはって動かない植物は、たねに、旅するための仕掛けと栄養をいっぱい詰め込んだようです。たねを遠くに運ぶためのいろいろな方法をやさしい絵と文で紹介します。きっと植物を見る目が変わりますよ。
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・「はっけん!どこでも だいしぜん」シリーズでは、幼児絵本や教科書などで目にする機会の多い身近な生き物を導入に、不思議で驚きに満ちた自然や生き物の暮らしを紹介します。気づきがあれば(はっけん!)、身近な場所でも(どこでも)、広く深く自然を感じることができます(だいしぜん)。
・シリーズ1作目『タンポポのたね どうしてとんでいくの?』では、誰もが知っているタンポポの綿毛をスタートに、多様な綿毛の世界、いろいろなタネの飛ばし方、雨や風や動物や鳥に手伝ってもらって、より遠くへタネを運んでもらうという、さまざまな種子散布の方法を紹介します。
・道ばたや公園など、身近な場所でも観察することができる、21種類の植物が登場します。
・タネを運ぶためのしくみや、実際にタネが飛ぶ様子を絵で表現しました。この本を読んだあと、道ばたや植え込みに生える植物は、子どもたちにとって、興味深くおもしろい生き物になっているでしょう。
・なぜタネを遠くへ飛ばすのか?は、物語を通して学ぶことができます。
・巻末に収録した「たねってなあに?」では、いろいろなタネの形や、タネから発芽し生長する様子、タネと実の生物学的な違い、わたしたちが食べる果実について、本書の内容をより深く掘り下げて、イラストも交えて紹介しました。本書を読んだお子さんの疑問に答えるときの参考になります。
この本を読むと、種には、いろいろなところで芽を出すためのしかけがあることが分かります。綿毛で飛んでいくタンポポの種、プロペラのような羽をもっているイロハモミジの種など、21種類もの種を紹介している本です。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子1歳)
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