獣医師が描く切実な命の物語 ある日、突然、捨てられて、ひとりで生きなければならなくなった白猫さんのお話です。 猫もあなたと同じ、悲しい、寂しいと感じる、お腹も空く。子どもたちがそれを知るだけできっと世の中は変わります。
我が家でも猫を飼っています。色々あって家を飛び出してしまって帰って来なくなった猫もいます。数年経った今でもその猫が無事で戻って来てくれると信じていますが、野良猫となってしまった猫の生活はこの絵本にも有るように本当に楽な物では全く有りません。
うちの庭にも野良猫が数匹ご飯を貰いにやって来ます。目を怪我してしまって片目の無い猫、まだ小さな猫、怪我をしている猫、皮膚病のようになっている猫等色々です。でも、私も私の子供達も、食事を求めてやって来るね子には優しく声を掛けてあげながら、野良猫用に購入しているキャットフードをお庭にお水と一緒に置いてあげています。
うちにやって来るどの野良猫達はみんな人を凄く怖がっていて、いくら食事をあげていても慣れてくれる事は無くて何だか悲しくなってしまいます。
それだけ不安で、大変な生活をしているんだろうな、とこの絵本を読んで再確認しました。
子供達に、この絵本を通じて生き物を飼うという事の意味と、責任感をしっかりと感じて少しでも多くの猫が野良猫にならないように、大切に家族の一員として責任を持ってペットを飼ってくれる人が増えたら、と思いました。
何度読んでもこの絵本を読むと涙が出てしまいます。猫は全く悪く無く、悪いのは身勝手な人間。本当に小さな生き物でも、飼い主を必要とし、一生懸命生きているんですね。
少しでも多くの人に読んでもらい、小さな命を助けてあげられたら、そう思います。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子5歳)
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