こっそりクッキーを食べたおじいちゃん。 それを目撃したまごの男の子。 おじいちゃんは男の子の追及か逃れるようにキックボードで走り出し、男の子は自転車で追いかけます。 「たべたでしょー!」 「たべとらーん!」 町から山へ、場所が変わっても続く、真剣なのに笑えるおじいやんとまごのやりとり。最後はどうなる!?
おじいちゃんとまごの関係というものは、きっと家族の数だけいろんな形があるんだろうと思います。 この絵本のふたりのように友達同士みたいな関係もあれば、会えばべったり引っ付いて離れない我が家のような関係も。 私もまた、そういえばおじいちゃんによく遊んでもらったなあと昔を思い出して懐かしんでみるのでした(こんなにおちゃめなおじいちゃんではなかったですが!) 子どもへの読み聞かせは、ぜひともおじいちゃんにお願いしたい絵本です!
(近野明日花 絵本ナビライター)
甘いものがだいすきなおじいさんと孫が、クッキーをたべた犯人さがし。 追跡劇がはじまったけれど、結末はあれれ?
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