
こぐまが3びき山のぼり。分れ道でけんかになり、それぞれ選んだ道で頂上をめざします。くまぢからを出してがんばるこぐまに、子どもたちも思わず声援を送ります。
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3匹の兄弟のクマが主人公。
3匹は山の頂上を目指すのですが、おもしろいのは、その行動。途中で進むべき道について意見が分かれ、3匹が全員別々の道を目指すのですが、そのうちの一匹は、先に進むのではないのです。
「3匹の山羊とがらがらどん」や「梨とり兄弟」など、男3人の話ではたいてい三男、もしくは三人目が大活躍、なイメージですが、これはそうでもないので、是非読んでほしいです。
娘たちは、「くまぢから」という言葉を気に入っていました。「くまぢから」がどこで発揮されるかは、みてのお楽しみです。
兄弟それぞれ役割があって、仲良くやって、が一番いいですね。 (セルバさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳)
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