少女ヤミーナは、狩人になるのが夢だ。ある日ヤミーナは、かあさんを殺された赤ちゃんゾウと出あう。おびえるゾウをなだめながら、ヤミーナはゾウのむれをもとめて草原をあるきだした…。アフリカの大草原からさわやかな風がふく、心あらわれる絵本。
ひとりぼっちになった子象を助けたいと思う少女の優しさ。
おじいちゃんの教えが迷子になった少女と子象を救います。
子象と出会うことで少女は命について考え、あることを「ちかう」のです。
特に私はこの本の絵に魅かれました。
アフリカの自然や動物が実に鮮やかに描かれています。
動物好きの子どもには、たくさんの動物を見るだけでも楽しいかもしれません。
朝焼けそして夕焼けから夜に向かう空の色合いと木や人のシルエットが美しく、子どもたちに読むことにしました。
行ったことのないアフリカの自然やそこの人たちの暮らしにおもいをはせてくれればと思います。 (あかね空さん 40代・ママ )
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