内容紹介 とくべつなひのとくべつなもよおし とくべつなともだちがきてくれて とくべつなおもいでになるのじゃ。 とつぜん、しまぶくろさんが、自分のたんじょうパーティーをひらくと言いだした。 スワニーは、パーティーの準備をたのまれて、おおいそがし。
著者紹介 ■中川ひろたか(なかがわひろたか) 1954年、埼玉県生まれ。保父として5年間保育園に勤務。元「トラや帽子店」リーダー。1998年、ソングレコードを設立。主なCD作品に「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」などがある。 絵本作品には、「ショコラちゃん」シリーズ(講談社)『あくび』(文溪堂)『だじゃれすいぞくかん』(絵本館)『おおきくなるっていうことは』(童心社)など。あべ弘士氏との作品には『バナナをかぶって』(クレヨンハウス)ひろちゃんえほんシリーズの『ありがとう』(偕成社)などがある。 画家紹介 ■あべ弘士(あべひろし)1948年、北海道生まれ。旭川市の旭山動物園に飼育係として勤務するかたわら、絵本画家として活躍。1996年、退職して絵に専念。『あらしのよるに』(講談社)で産経児童出版文化賞JR賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『ゴリラにっき』(小学館)で、小学館児童出版文化賞受賞。「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で、赤い鳥さし絵賞受賞。そのほかの作品に『どうぶつえんガイド』(福音館書店)『あかいとり』(童心社)『ゴリラはごりら』(童話屋)などがある。
第3巻は、しまぶくろさんの誕生パーティー。前後編になっています。
「あした、うちにきてパーティーをしてくれないかな。」
「え?しまぶくろさんがパーティするの?」
「いや、パーティーするのは、スワニー。ばしょがわしんとこ。」
「なにそれ。・・・たいへんなのは、ぼくなんじゃない。」
「そう、よくきがついたねぇ。・・・わしはすごいぞぉ。たんじょうびがまいつきあるんだ。」
このお話は、下手に私の感想をのべるより、ここ(上)を読んで!
この会話が面白い!!と、思った方は、ぜひこの絵本を手にとって、読んでみて下さい。
追記。第3巻では、ものすごい忘れんぼうの、郵便屋のかわうそさんが出てきます。彼も、ヤになるくらい面白いキャラクターです。
ほんと、自信を持って、お勧めしたくなる絵本の1つです。 (てんぐざるさん 30代・ママ 7歳、2歳)
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